満月の阿闍梨餅(あじゃりもち)
まずは「満月(まんげつ)」の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」から紹介しましょう。これは、まだ全国では有名ではないかもしれません。しかし、京都の人からすると当たり前の和菓子なのではないでしょうか。というのも、駅前の伊勢丹でも、四乗烏丸の大丸でも、タカシマヤでも売っているから。デパ地下に行けば手に入り、しかも売り切れが少ない(ここ、京都の和菓子では大きなポイントです)。なので、おもたせにしている京都人も多いと聞きます。この阿闍梨餅は、一言で説明してしまえば「もちもちしたどらやき」。ぎゅうひが入ったどらやき皮の中にあんこがはさまっています。この阿闍梨餅、京都らしいといえばただのどらやきではないところ。ぎゅうひが入っているのでちょっと”しゃれてる”んです。また、小さ目の丸いどらやきなので、ちょっと食べたいときにぴったりのサイズ。ここも京都の人に言わせると”やらしくないサイズ”。あんまり大きいとおやつとして食べにくいイメージがあるので、いいものをちょっと食べたいという京都の人の思考回路にぴったり合った商品です。売り切れが少なく、デパートで箱で売っているのでおもたせにしたい当日に買いにいくことができるのもいい点です。京都の銘菓はとかく人気が高いとすぐ売り切れてしまって数が揃わないということもあるので、こういったおいしいお菓子だけれど、ちゃんといつも売っている商品を頭に入れておくと助かります。
